自律神経の役割を知っていこう
自律神経とは
どんなに暑くても寒くても私たちの身体を体温36度〜37度のある一定の範囲で保てるようにつくられていることを恒常性(ホメオスタシス)といいます。この一定に保つ為に必須のシステムが自律神経です。
自律神経には交感神経(アクセル)副交感神経(ブレーキ)お互いをシーソーバランスをとりながら、調子の良い状態を保っています。どちらかのバランスが崩れると身体に不調がおこります。
例えば、交感神経優位ではアクセル全開状態です。慢性的にストレスがかかっていると交感神経を優位にして頑張るしかなくなります。
症状として、首肩こり、頭痛、動悸、便秘、下痢、熱がこもる、眩しさ、目・口が乾くなどです。
副交感神経優位では休みのモードです。
副交感神経の働きが強すぎたり、適切なタイミングで働かないと不調に繋がります。症状として、だるさ、朝起きられない、徐脈、片頭痛など
ただ、この症状が全て自律神経からくるかと言ったら、次にお話しするホルモンの作用もありますので、一概には何とも言い切れません。人の身体は神秘的で複雑です。